100万通りのお釣り最適化結果について、支払い・お釣りの平均金額、平均枚数、硬貨枚数の分布、金額の分布を見てきましたが、ここでは、支払い金額とお釣り金額の関係を見ていきます。
財布の中に0円から999円の硬貨がある状態で、1円から1,000円の買い物をした場合、支払い金額とお釣り金額の関係は次のグラフのようになります。
横軸が支払い金額、縦軸がお釣り金額です。
何と言うか、幾何学的でとてもきれいなグラフが描かれました。
垂直な線について見ると、500円と1,000円のところに長い線が見られます。これは、細かい硬貨がないときには500円玉や1,000円札で支払うしかないためです。硬貨を全く持っていない場合には、値段がいくらであろうと1,000円札を出すしかありません。そのときのお釣り金額は値段によって1円から999円まで考えられますので、垂直な線になるということです。
水平な線についても同様で、0円のところと500円のところに長い線が出ています。