支払い・お釣り硬貨枚数の分布のページでは、支払いとお釣りに必要となる硬貨の枚数についての分布をみましたが、ここでは支払い・お釣りの平均金額のページに示した結果に対する分布を見てみます。
財布の中に小銭が0円から999円入っているケースについて、1円から1000円までのものを買った場合、平均で728.05円支払う必要があり、平均で227.55円のお釣りをもらうことになるというのが上記ページの結論でした。
それではまず、支払い金額の分布について見てみましょう。
一番大きなピークは1000円あたり、次に大きなピークは500円あたりにあります。これは当然のことで、そもそも小銭が足りないときには1000円札を出すしかないということに起因しています。最小値は1円、最大値は1,499円で、平均値は前述の通り728.05円です。
これに対してお釣り金額のヒストグラムは下のようになります。
大きなピークが0円のところに見られます。これはつまり、多くの場合にはあまりお釣りが出ないように支払うことが可能であるということです。中央値は106円ですので、半分はその左側にあるということになります。