お釣りシミュレーションとして、
について計算を行いました。その結果をまとめると次のようになります。
持ち枚数 | 持ち金額 | 受渡枚数 | 受渡金額 | |
A | 7.499 | 499.471 | 6.298 | 455.146 |
B | 7.976 | 499.547 | 6.011 | 431.097 |
C | 14.025 | 499.625 | 8.455 | 354.972 |
D | 16.645 | 771.610 | 5.151 | 369.449 |
Aはお釣り最適化のページで述べている最適な支払い方をしたもので、平均持ち枚数7.5枚、平均持ち金額500円というのは理論上の最適値です。
Bはお釣り枚数の最小化を行ったもので、これにより受け渡し枚数が少し減らせています。ただ少しだけ財布の中の持ち枚数は増えてしまいました。
Cは支払い金額の最小化を行った結果で、確かに受け渡し金額は減らせていますが、平均持ち枚数は14枚にもなってしまっています。
Dについても同様に、受け渡し枚数は大きく減っていますが、平均持ち枚数は16枚を越えてしまいました。
これをグラフにすると以下のようになります。
CとDについては持ち枚数が多すぎて現実的ではありませんが、Bについては考える価値がありそうです。たしかに、財布の中の持ち枚数についてはAよりやや多いですが、受け渡しが少なくなっているという点は魅力的です。