「1,000円からお預かりします」

コンビニや飲食店などで支払いをするとき、

「1,000円からお預かりします」

という事をよく言われますが、これが日本語として正しくないという事がマスコミやネットなどでよく指摘されています。

正しくは、「1,000円お預かりします」とか「1,000円頂きます」と言うべきで、どうしても助詞をつけたいのであれば、「1,000円をお預かりします」です。

おそらく、コンビニや飲食店などの接客マニュアルみたいなものがあって、そこにこう言うように書かれているのだと思うのですが、それにしても、これほど多くの人が違和感を覚える表現が何故ここまで広まってしまったのか不思議でなりません。

これを言っているのは、主にバイトやパートの人だと思いますので、マニュアルや上司の指導に逆らってまで正しい日本語を使う理由がないということなのでしょうか?

もちろん、言語は生き物ですので、時代とともに正しいとされる言い方も変わります。例えば、「ら抜き言葉」については、最近は使ってもいいという事になった感があります。でも、「1,000円からお預かりします」については、私はまだ抵抗したいところです。

そもそも、こういった言い方をするメリットが全く分かりません。こちらが支払った金額を確認するというのがこれの目的なのでしょうが、そうであれば、「1,000円お預かりします」「はい」「324円のお返しです」「はい」というやり取りでよいはずです。それを「1,000円からお預かり致します」とか言うので、「えっ?」という感じになってしまいます。

ひどい場合には、823円の買い物をしてちょうど823円払っているのにも関わらず、「823円ちょうどからお預かり致します」とか言われたりします。もうわけが分かりませんね。

これは何とかしなければいけないということで、ひとつ対策を考えました。

「1,000円からお預かり致します」

と言われたら、すかさず

「えっ?」

と言ってみるのです。

相手もおかしいと思いつつ言っているはずなので、それを直すいいきっかけになると思います。すぐに直らなくても、5回くらい繰り返していれば、向こうから理由を聞いてくるはずなので、そのときは丁寧に説明してあげましょう。

ちなみに、私は勇気がないので実践できません。